Irrational Universe

この素晴しく不条理な宇宙について

Month: 1月 2015

かわいい子好きでしょ?

## オトナの女性が好きなはずなのに

「好きな女性のタイプは?」と聞かれるたびに、時には
聞かれなくとも「夏川結衣」と答え
てきました。大人の女性が好き。頭の中ではそう思っていました。

でも少なくとも二回ほど、「かわいい子好きでしょ?」と言われた
ことがあります。しどろもどろで誤魔化しました。なぜ狼狽した
のでしょう。

この「かわいい子好きでしょ?」という質問のような言葉は
「私のことどう思う?」的な側面もあるとは思います。ただ
それに狼狽した訳ではないのです。

## 本人も知らない本能

なんというか自分でも気付かない性癖について
見透かされたような気がしたのです。

「かわいい」というのは単に「顔がかわいい」だけではなくて、
「幼い」とかそういう意味も入っているような気がしました。

つまり「お前は大人の女性好きを装っているが、本当は
ロリコンじゃねえの?」と問われたようでグサッと来たのでした。

自分ではどう考えてもロリコンではない、と思うのですが、
自分でも知らない本能の奥底にはロリコンの血が流れている
のかもしれません。

そしてそれをどう装うが、わかる人には外からでもわかるのか、
という点について狼狽したのでした。

でもロリコンではないと思いますけどね。

## 最近の好み

最近は真野恵里菜ちゃんが好きです。お友だちになりたい。

[真野恵里菜オフィシャルブログ「きまぐれでいず」Powered by Ameba](http://ameblo.jp/manoerina-official/)

あとは「Bitter & Sweet」の長谷川萌美ちゃんがすごく気になっています。
見ているだけで幸せ。

[長谷川萌美オフィシャルブログ Powered by Ameba](http://ameblo.jp/moemi-hasegawa/)

なんだよ、結局かわいい子が好きなんじゃないかよ、という話なんですが。

どちらも成人ですが、年齢差を考えるとやっぱりロリコンなんでしょうか。

歯が折れました

## 井村屋のあずきバー

今年の1月3日の朝、井村屋のあずきバーが食べたくなり、
近くのコンビニで買って食べました。あずき不足だったのでしょうか。

おいしかったので、昼もあずきバーを買って食べていたら、
ガリッと口の中で違和感。変だなと思って、口の中を調べて
みたら、右の前歯がぐらついていたので、つまんでみました。

さくっと、根本から折れて取れてしまいました。抜けたわけでは
ないので、出血もなく、痛みも何にもありません。でも根本の
近くで折れたので、歯が抜けたように見えてしまいます。

## グロいので写真は載せません

そもそも私の口内は汚いので、証拠写真は載せません。
緑茶、コーヒー、タバコなど歯石の付くものを好むので、
歯が非常に汚いのです。歯並びも悪いですしね。

折れた歯もちょっとヒビが入っていたようで、折れるのは
時間の問題でした。井村屋のあずきバーが悪いわけではありません。
その後も食べていますし。

しかし右前歯。いやでも目立ちます。歯がないと間抜けに見えます。
大学教授から抜作先生へ。まあどっちもどっちか。

## 再建の見通しは立っていません

歯医者にすぐ行くべきだとは思うのですが、お金もないし、
暇もありません。今の仕事先は通勤時間がかかる上に、
終電間際まで働いたり、土曜出勤もあるのです。

しかし次の面接が気になります。前歯が抜けた人間が来たら
私だったら採用したくありません。なるべくすぐに直したいと思います。

差し歯? インプラント? 折れた歯はとっておいてあるので、
それをくっつければ済む話なら簡単です。でも時間が経って
しまったので、無理ではないかと思います。

## タバコはぎりぎり入らない

歯が抜けた人がタバコを差して吸っていることがあるので、
真似してみましたが、ぎりぎり入りません。入るには入るのですが、
かなり歯形(っていうのか)が付いてしまいます。そもそも
私は左側でくわえていることが多いようなので、右側にくわえると
若干の違和感があります。

## それでも井村屋のあずきバーは食べる

歯が折れるほど固かった井村屋のあずきバーですが、そのあとも
何回か食べています。なるべく奥歯で噛むようにして。
おいしいです。井村屋は中華まんもおいしいんですよね。

それはそうと、前歯が折れずに4本もある親知らずが抜けてくれればよかったのに
と思わずにはいられません。

ハロプロを好きな理由のいくつか

## 多幸感を得るため

薄々感じておられる方もいらっしゃると思いますが、
私はハロプロが好きです。mixiでも書いたかもしれませんが、
このブログでは書いていないので、書いておきたいと思います。

ハロプロは落ち目だと言われています。そういう面は
確かにあります。昔の栄光はすごいものでした。
それと比べたら今は地下にいるようなものです。

でもそんな評判はどうでもいいのです。

私がハロプロを見ていて一番感じるのは「多幸感」です。
多幸感を感じるためにハロプロを見ていると言っても過言では
ありません。

これは私が若くてかわいい女の子を見て幸せという意味では
ありません。

若くてかわいい女の子たちが歌ったり踊ったりトークをしたりして、
楽しそうにふざけあったりしている、そこに「多幸感」があふれて
いる感じがするからです。

### と松岡茉優も言っている

そういう意味でハロプロを応援している人は結構いるのでは
ないかと思います。反対にメンバーを恋愛対象にしている
若い人もいます。気色悪いと私は思いますが、人の趣味に
ケチをつける気はありません。

多幸感を感じるためにハロプロを応援している人の例として
松岡茉優が挙げられます。以下の動画をご覧下さい。

[「楽しそうにしているだけで幸せなんです」](https://www.youtube.com/watch?v=pPEFobRWRa8#t=224)

一応著作権及び肖像権に配慮してリンクだけにしておきますが、
これ自体が違法アップロードでしょうからあまり意味ないですけどね。

松岡さんはまあかわいい子全般が好きなようですから、私とは
ちょっと違うのかもしれません。でもこの動画での発言には同意します。

#### ストレスとの相関

過去を振り返ってみて思うのは「ハロプロへの関心の深さは
ストレスの多さと正の相関関係にある」ということです。

ハロプロへの関心が高かったのはストレスがかかった時でしたね。
毎日終電で帰宅していた仕事の時は、深夜のハロプロの番組を
欠かさず見てました。早く寝ればいいのに。

逆に私はお勉強が好きなので、ここ3年くらいはあまりハロプロに
関心がなかったですね。一応押さえておくか、みたいな感じです。
ストレスがなかったんでしょうね。

またストレスのある生活、長時間の通勤が始まるので、今後は
ハロプロへの関心が高まることが予想されます。

松岡さんもストレスの多い生活なんでしょうね。

### 日本は平和だなと実感

昔ハロプロは日曜のお昼にテレビ東京で「ハローモーニング!」という
ゆるい番組をやっていました。メンバーが内輪だけで楽しむような
安い作りの番組でした。

でもそれを見ていてふと思ったのは「日本って平和だな〜」という
ことです。こんなゆるい番組をのんびりと見ていられる。
これは平和じゃなければありえないことです。平和でなければ
こんなゆるい番組は作られないし、見てもいられない。

多幸感とはまた違いますが、平和って不断の努力なくしては
維持できないものだと思いました。(論理が飛び過ぎてますが)

#### 結構海外のファンも多い

そして日本よりも平和でなく、ストレスも多い海外の方々にも
ハロプロのファンが多くなってきているようです。

事務所も気付き始めたのか、MVに歌詞の英訳を入れるように
なってきました。

またモーニング娘。’15の12期の新人、野中美希さんは帰国子女
なので英語が話せます。なのでこんなほほえましい動画もあります。

[配信休止のお知らせ](https://www.youtube.com/watch?v=RBTGl4Ukd4U)

通訳さんじゃなくて、メンバーが英語を話すというのがいいですね。
野中さんは歌もダンスもうまいらしいですよ。

## 続く

もっと書くつもりでしたが、力尽きました。
ということでまたいつか続きます。

ライバルとの対決の総括

先日ライバルと対決する機会がありました。そのことについて
簡単に総括しておきたいと思います。

## なごやかに対決

対決とは言え、別にケンカをするわけではありません。
私もライバルもよくしゃべるほうなので、かっこよく言えば
論戦を繰り広げたと言えるでしょう。

### 和食料理店で対決

対決は和食料理店で行なわれました。まあ居酒屋の一種ですね。
対決は大体4時間くらいかかります。双方言いたいことを言いあって、
話し終えると大体そのくらいになります。内容のあることを
話し合うのにはそのくらいの時間がかかるように思います。

4時間も長居できるのは居酒屋くらいしかないので、対決は
大抵居酒屋ということになります。

### 酒を飲むのが好き

私もライバルも酒を飲むのが好きです。というか会ったときに
酒を飲まなかったことがないほどです。この点でも居酒屋で
対決するのは好都合です。最後まで酒を飲み続けながら話をするので、
店も喜んでいることでしょう。

### うまいものを食べるのは無駄

で、食べるものですが、話の内容に集中してしまうので、
料理に関する関心が薄れてしまいます。おいしいものを
食べるのは悪いことではないし、まずいものを食べたいとも
思いません。が、料理の味をうんぬんしている暇がないほど
話し続けるので、うまいものを食べるのははっきり言って
無駄です。

うまいものを食べるのはあまり話題がない人と行くのがいいと
思います。あまり話題のないカップルが料理のおいしい
お店に行くのはわからないでもありません。

## どうライバルか

私はあまりライバルというものを意識したことはありません。
昔から勝負心に欠けるところがあるのです。私がライバルと
思ったのはこの人が初めてと言ってもよいでしょう。

### 経緯

初めて出会ったのは新入社員での同期入社のときです。
そして初めて会話したのも同期の飲み会のときでした。
つくづく酒がからむと思います。

それ以来、普通にライバルとして、ボーナスの額や
昇進時期、社長表彰などで競ってきました。

ボーナスの額は同額、昇進時期は私が少し早く、
社長表彰はライバルに負けました。ライバルは自ら
手掛けた仕事で代表者として表彰されました。
私はたまたまいたグループが社長表彰されたので、
言わばおこぼれにあずかったようなものです。この点では
ライバルに完敗です。

### 派遣社員という境遇

現在は二人とも退職して派遣社員です。
ライバルは「二人とも実力があるから
派遣社員になれるんだよね」と不遜なことを言っていました。

私は自分がそうとは思いませんが、派遣社員に実力が要求されるのは
その通りなので、ある意味同意しています。

### 人間的成長

じゃあ今は何を競ってライバルとなっているのか。
わかりやすい指標はないのですが、「人間的成長」なのかなと
思います。

久々に会ってライバルが人間的に成長しているのを感じて
とても嬉しかったです。できれば私も人間的に成長しているのを
認めてほしかったですが、ライバルはどう感じ取ったのか。

もちろんライバルですから直接聞くことはできませんが、そこで
負けるとライバル扱いしてもらえません。お客さんになってしまいます。
次回の対決があるのならば、ライバルとして
認めてもらえているということでしょう。

その意味で次回の対決が楽しみです。

## 話題

4時間も対決しているのですから話題は多岐に渡ります。

### 情報交換

これはあまり重要ではないのですが、かつての同僚の消息や
自分たちの境遇の変化などを伝えあいます。料理でいうと
前菜というところでしょうか。

### 建設的な話題

そして圧倒的に建設的な話題が多いです。物事をどう認識しているか。
それにどう対処していくつもりなのか。今後にどうつなげていくか。
今関心のある話題、その関心の根拠。意外にも意見の一致を見るところが
またライバルということなのでしょう。

何気ない話題でも示唆に富むことが多く、私は対決が終わってしばらく
してからその真意がわかることが度々です。

### 手加減なし

私がとても嬉しいのは、ライバルとの対決で手加減する必要が
ないことです。自分が言ったことがそのままライバルに伝わる。
解説をする必要がありません。また私もライバルの言ったことを
そのまま理解しているつもりです。

ライバルというと駆け引きが必要なように思えます。もちろん
多少の駆け引きはあるでしょう。しかしライバルですから、
自らの境遇に引き比べて、
駆け引きは割り引いて、ストレートに真意を理解できるわけです。

手加減なしで対決できるライバルがいることは私にとって
何物にも替えがたいものの一つです。

## 時間の引き戻し

よく同窓会などでおばさんたちが「当時に引き戻された」という
ことを言っています。私も今回初めてその感覚を味わいました。

今回の対決ではライバルと最も熾烈に競い合った
25歳前後の感覚で対峙することができたのです。

### 時間は引き戻されたまま

ただ、おばさんたちと(いや同じくらいの年なんだけどね)違うのは
対決が終わっても25歳前後のままだということです。

私は特に派遣の仕事をするようになってから、自分がまだ25歳くらい
の気分でいるのです。まだこれから自分の知らない世界が目の前に
広がっていてワクワクするような気持ちなのです。

だからライバルとの対決中もそうでしたが、終わってからも日常に
引き戻された中年のしょぼくれたおじさんではなく、気分は25歳前後
のままです。

これからスキルも磨いて派遣社員としていつでも力を発揮できるように
しなければなりませんし、また成果も求められます。

かと言って、派遣社員のまま一生を終えると決まったわけではありません。
自分のこれからの人生がどうなるかわからない、自分で決めていける
というワクワク感が25歳くらいの気分につながっています。

### パワフルに

ライバルもたぶん同じ気持ちなのでしょう。ブログに「昔より
パワフルになった」と書いていました。

前回の対決では私が退職したということもあり、年齢を意識した
成熟した対決になりました。今回は年齢を忘れて、というか
今どうなのか、今後どうしていくか、丁々発止の対決となりました。
年齢なんか気にしていられません。

私は昔から厭世的な側面がありましたが、私もライバル同様
「パワフル」になっているつもりです。

## 同じ釜の飯を食う

最後の料理は釜飯でした。二人分のご飯が小さなお釜に入って
出てきました。ライバルと半分こして食べました。

これでライバルであるとともに、同じ釜の飯を食った仲間とも
なった訳です。

しかし私は仲間であるのもいいけれども、互いの人間的な成長を
競い合い、認めることのできるライバルでありたい、そう思います。

派遣考(0) 社会の変化 明るい面を見るか、暗い面を見るか

最近になって派遣の仕事をしてみて、いろいろ考えるところが
あったので、ぼちぼち書いてみたいと思います。

## 社会の変化

### 非正規雇用が増えると

今後、派遣労働者のような非正規雇用が増えそうであり、
政府もそれを後押しするような政策を実施しようとしている。

これをよくないとする声が多い。

確かに非正規雇用ではまずローンが組めないと思う。
組めても35年ローンなんて無理すぎる。したがって

* 住宅販売戸数の下落
* 自動車販売台数の下落

などという傾向が出てくる。

非正規雇用者は一生賃貸住宅での暮らしを余儀なくされて、
自動車も買えず、結婚もできないということになる。

住宅も車も売れないとなれば、日本の将来は暗い。

一握りの正社員や公務員が蓄財して、マンションや
アパートの大家となり、非正規雇用の人はそこに住み、
格差はどんどん開いていく。

非正規雇用の人は借金もできず、困窮したときには、
生活保護に頼るしかなくなる可能性がある。

年金や国民皆保険も崩壊する。そして日本は没落する。

そういう将来がないわけではない。

### 明るい未来もありうる

しかし、暗いシナリオに基いて、非正規雇用の将来は暗い、
日本の将来も暗い、と決まったわけではない。私は明るい未来も
ありうると考えている。

根拠は、「日本社会が資本主義で民主主義で法治国家である」から
である。あるいは「個人の自由が保証されている」と言ってもいい。

### 住宅ローンを例にとると

たとえば、非正規雇用の人が住宅ローンを組めない、という
問題がある。これは前述したように悲観的な話である。しかし、
銀行にとっても住宅ローンを組んでくれない人が増えるという
ことでもある。しかもそのような非正規雇用の人がどんどん
増えるということである。

銀行としては収入源がなくなっていくわけである。銀行はどうするか。
一つは住宅ローンを取り扱わない。もう一つは非正規雇用向けの
住宅ローン商品を開発する。私は後者の可能性が高いと思う。
もし開発しなければ外資が参入して取り扱うのではないか。
それよりは自分たちで商品を開発するほうが建設的である。

消費者金融は既に非正規雇用でもお金を貸している。
実際のところ住宅ローンを返せなくなったら個人再生させるとか、
抵当権を行使すればいいのではないかと思う。たぶん銀行が
面倒くさがって非正規雇用向けの商品開発をやらないだけだと思う。

今のは単なる例であって、私は銀行や金融に詳しくないから
想像でしかない。

言いたいことは「非正規雇用が多数派になったら、非正規雇用向けの
商品を開発しないと、会社は市場を失うおそれがある」ということ
である。これは消費者に直接向き合う会社はわかっていると思う。
でもその会社に商品や部品や素材を納入している会社はわかっているか
どうか。逆に非正規雇用に受ける商品を開発できる会社には商機がある。

### 非正規雇用が多数派になることのインパクト

ポイントは多数派、というところである。

資本主義では会社は利益を出し続けないと存続できない。
大雑把に言うと売り上げを上げて、キャッシュフローを維持できないと
倒産するしかない。

今後は消費者の性向が変わるのである。非正規雇用の生活スタイルを
知らないと非正規雇用が買う商品がわからない。

その非正規雇用が少数なら無視してもよいが、多数派になる
のである。市場に変化が起きる。もっと言うと産業構造に影響を
与えるほどの変化が起きる。

その多数派にアプローチできない会社はシェアを失うことになる。
シェアを失い、売り上げを失うか、それとも多数派向けの商品を
開発するか。

非正規雇用が多数派になれば、社会が無視できない、市場を変えるほどの
影響力を持つ。それが日本社会が資本主義であることからの帰結である。

### 同様のことが政治にも言える

日本では選挙権は一人一票である。正規雇用でも非正規雇用でも。
そして多数の票を得た人が議員となる。非正規雇用が多数派の
社会となれば、非正規雇用向けの公約を掲げた人に票は集まる。

もちろんこれは極論である。非正規雇用とは言え、大企業で働く
人もいれば、区役所で働く人もいる。大企業軽視、行政削減の
政策に反対する非正規雇用の人もいるだろう。
そもそも投票の動機は雇用の問題だけではない。

しかしながら雇用の問題は意外と根深い。世界には1/4が公務員という
国があるという。そこでの選挙はどうしても公務員向けの、政府の
意向が反映した選挙結果になるという。確かに公務員の数を減らそう
という候補者に1/4もの公務員は投票するだろうか。その議員が当選したら
職を失なうのは自分かもしれないのである。

同様に非正規雇用が多数派になれば非正規雇用の権利を制限しようと
する候補者より、非正規雇用の権利を拡大しようとする候補者に
票が集まる傾向が見られるようになると思われる。

「誰に投票しても同じ」というのは自分の生活がおびやかされる
心配がない人が言うことである。自分の生活が簡単におびやかされる
可能性のある非正規雇用は、より自分の生活がおびやかされない
候補者を選択するであろう。

これは日本社会が民主主義、権利能力平等からの帰結である。
多数派の動向が国を動かすのである。
独裁者が非民主的なやり方で多数派の動向を圧殺することはできないのである。

### そして日本は法治国家である

日本は法治国家であり、その法律は国会でしか作れない。
国会議員は非正規雇用という多数派の支持を得たわけであるから、
非正規雇用の権利を拡大することはあっても、制限することには
賛成しにくい。次の選挙で落選する可能性が高まるからである。

また事後的ではあるが、社会に影響を与える問題に対しては
立法して、社会への影響を抑えることが多い。非正規雇用が
多数派となる社会では、非正規雇用により生ずる問題については
非正規雇用への影響を小さくする法律、優遇する法律ができるで
あろう。時間はかかるが法整備により非正規雇用の権利が
守られてゆくだろう。

また裁判所の判決も非正規雇用に有利なものに変化する可能性がある。
社会に変化が起きる。裁判所も微妙に空気を読むのである。
使用者と非正規雇用者では非正規雇用者に有利な判決が出る
可能性も高まる。

日本が法治国家であるがゆえに、非正規雇用が多数派となった場合、
権利が守られることになる。

## まとめ

以上、非正規雇用が増えたところで、非正規雇用者の未来が
必ずしも暗いわけではないと思っている。

しかし、かなり強引な論理展開であることは否めない。
たとえば非正規雇用者が全員正規雇用を望んでいる場合、
以上の論理展開は破綻する。非正規雇用が多数派にならない
からである。

あくまでも「非正規雇用が多数派になったら社会にどれだけの
インパクトが考えられるか」という視点でのみの考察である。
そして日本は多数派の主張が認められやすい社会である。

ただ本当に重要なのは日本がどうなるかではなく、非正規雇用者が
どう生きていくかということである。自分は実力があるから、
どんな環境でも働ける、とか、日本が不景気だから海外で
働こう、というような気概を持って、非正規雇用という待遇を
満喫することが大事なことのように思われる。

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