Irrational Universe

この素晴しく不条理な宇宙について

Month: 12月 2014

あっという間にIPv6

## 隼なのに

私の住んでいる集合住宅は1980年築という年代物です。
部屋は畳敷です。天袋もあります。まあその辺のことは
おいおい書くつもりです。

で、部屋を決めた理由の一つに

* エアコンが新しい (といっても2011年製)
* フレッツ光ネクスト隼対応

があります。一つと言って二つありますね。

隼というのは1Gbpsの光回線です。しかも部屋まで光ファイバーを
引いてくれるのです。

でもしばらくはこれも年代物のIntel Atomネットブックを
使っていたので、それほど恩恵を感じませんでした。
これはしょうがないと思っていました。

ところが先日「ぼくのパソコン」を買って、ギガビットイーサの
ポートになったのですが、あまり速くありません。

深夜にYouTubeを見ると止まったりするのです。ダイアルアップ
回線のようです。昼間は速かったりするので、どこかの部屋の住人が
P2Pでもやっているのだろうか、とか、LANケーブルが悪いのだろうか、
などと考えていました。

でもこの建物はガラガラです。同じ階には6部屋あるのに2部屋しか
住んでいません。全体的に居住しているのは老人が多い。
ということは建物内の住人の問題ではなかろうと推測しました。

またLANケーブルもカテゴリー5e以上であればいいらしいので、
これも大丈夫そうです。

## 犯人はプロバイダ

で、遅い原因は何だろうとじっと考えてみて思い当たったのは
プロバイダでした。

私はキャッシュバックと勧誘員のしつこさに耐えかねてフレッツを
契約したものですから、その契約時のプロバイダをそのまま
使っていたのです。私は意外にも動画をダウンロードしたり、
オンラインゲームをしたりしないので、
それほど気にもならなかったのです。しかし今はたまに見るYouTubeが
止まる訳ですから、これはいくらなんでもおかしいです。

ということでプロバイダ変更をしようとして、いろいろ探してみました。
なんかIPv6に対応しているプロバイダもあるらしいので、その一つの
So-netに申し込んでみました。が、Webページでなぜか隼のIDが
入れられない仕様(フレッツ光プレミアムには対応)でした。

So-netコールセンターに電話して申し込みをしたのですが、
結局入会できませんでした。こんてんつ会員だったので、
接続会員に変更してもらおうとしたのですが、クレジットカードが
必要ということでした。私はVisaデビットしか持っていないので、
これだと駄目ということで断わられてしまいました。

新規入会だと口座振替で入会できると言われたのですが、
そもそも隼対応しているのかどうか、フレッツ光は引いてあり、
プロバイダを変えたいだけなのに新規入会だと回線を引き直さないと
いけないんじゃないかとか懸念したので、しっかり調べることにしました。

## PPPoEとIPoE

調べてみるとIPv6には「PPPoE」と「IPoE」という2つの接続形態が
あることを知りました。そしてIPoEのほうがネイティブ方式とか
言うらしく、フレッツ光ネクストでひかり電話を使っていれば
別に機器を用意
する必要もなく、素性がよいらしいことも知りました。

私はその条件に当てはまります。
そこでIPv6 IPoEに対応しているプロバイダとして
「[IIJmio](https://www.iijmio.jp/)」を見つけました。

## そしてIIJmioにしてみました

IIJmioはIIJの個人向けサービスなので、まあ大丈夫だろうと思い、
深夜Webから申し込んでみました。クレジットカード決済のみですが、
ジャパンネット銀行のVisaデビットカードなら申し込めました。

そして驚くことに、申し込んでから15分くらいで開通してしまいました。
深夜なのに。フレッツ側にもIPv6を使いますという登録をしないと
いけなくて、これには1時間くらいかかりますと書いてあります。
IIJmioはこれも代行してくれて込みで15分くらい。びっくりしました。

そして実際にルータの設定を変更して接続してみました。IPv6は
設定らしい設定はいりません。IPv4のほうは接続IDとパスワードが
必要でした。

つまりIPv6はIPoE、IPv4はPPPoEで接続するのですね。
現存する膨大なIPv4サイトにはIPv4、新しいIPv6サイトには
IPv6でアクセスしているのでしょう。IPv6でIPv4サイトには
アクセスできませんから。いろいろ見てもはっきり書いて
ありませんが、たぶんそういうことだと思います。

結果は「速い!」。久々にテンションが上がりました。いや、
つい先日「ぼくのパソコンだ!」とかってテンション上がって
ましたけどね。

どのサイトを見ても速い。また
YouTubeの1時間の動画がビューッとダウンロードされるのです。
胸の空くような感じです。

スピードテストでもIPv4向けでは54Mbpsと平凡な値ですが、
IPv6向けでは650Mbpsと驚きの値です。

毎月の料金も
[Toppa!](http://toppa.excite.co.jp/)(書いちゃった!)では
1,800円くらい、[IIJmio](https://www.iijmio.jp/)でも2,160円(税込)
と大差ありません。IIJmioではメールボックスをくれたり
しませんが、そういうのはレンタルサーバでやっている
私には不要なので、ちょうどいいです。

とにかくあっという間にIPv6にも対応して、「ネットが速くなった」
し、料金も大差ないので、大満足です。

## 思えば20年

IPv6は20年くらい前から話はありました。やっと庶民の手の届くものに
なりました。「時代はゆっくりと動いている」のですね。

下ネタの封印

## 主文

これからはこのブログでは下ネタを封印します。
過去のものについてはほとんどを非公開にしました。

## 理由

おっさんが下ネタを書くとキモいから、だそうです。

## 理念と挫折

このブログはこの宇宙の不条理さについて世に問うている
ブログなんです。読む人がどう思おうと世界に向けて発信しています。

私自身は下ネタは嫌いではありません。よくできた下ネタは
笑えるし、頭の刺激にもなります。

しかし、おっさんが書くとキモい。そして私は下ネタを書くのが
それほど上手なわけではない。ということで封印することにしました。

それはこの宇宙の不条理さの一部について言及することを
止めることになりますが、キモいならしょうがない。苦渋の決断です。

## 結構楽しみだったんですけど…

それはそれとして水原さんのことなんか書くのが楽しみだったので、
ちょっと残念ではあります。

どこか匿名のブログにでも書こうかと思っています。

あれは3行で要約できるようなことなんですが、最初に3行で
書かれても何のことやら、になってしまいます。

具体的な描写を積み重ねて、最後に到達した心境までを描き
たかったわけです。そして3行の要約を見ると、その要約が
決して抽象的なものではなく、具体性を持って理解できるような
ものにしたかったわけです。

## 語り得ぬものについては…

哲学者ヴィトゲンシュタインの「語り得ぬものについては沈黙せざるを
得ない」という有名な言葉があります。確かにその通りです。

ではその「語り得ぬもの」とは何か? という問いが当然のごとく
浮かび上がってきます。

つまり「語り得ぬもの」が何かということを発見するためには、
「語り得るもの」についてはどんどん語っていって、その限界を
発見するというアプローチがありうるというのが私の理解です。

科学哲学者マイケル・ポランニーが提唱した暗黙知、今では
経営層でも使うほど広まっています。暗黙知についても様々な
理解がありうるでしょうが、人間は自分が知っている以上のことを
知っていて、それは言語化されていない、と理解しています。
個人が単に秘匿しているノウハウとは次元が違うのです。

強引ですが、暗黙知は「語り得ぬもの」と向きが違うだけで
似たようなものと思っています。
ちなみにマイケル・ポランニーの著書は『暗黙知の次元』というもので、
ここで書けるような簡単な話ではありません。私は読んだのですが、
ころっと忘れています。まあ暗黙知にも次元があるんだよ、
表面的な暗黙知もあれば、暗黙知とも認識されない暗黙知もある、
といったところなんじゃないでしょうか…。

結局のところ言語化されていないものについては「言語化されていない」
、ということで思考停止するのではなく、言語化していくしかない。

というのが私が25年くらい前に栗本慎一郎の著書から学んだことです。

## このブログに自主規制が加わるわけで…

このブログでも「不条理」について似たようなアプローチを
していくつもりです。

宇宙というのは本質的に不条理なものだと思います。しかし
不条理な中にも物理法則で表わせるようなものもあるわけで、
まったくパターンがない、というわけではありません。

そもそも生物というのが不条理に反している存在です。
エントロピーの原理に反しています。

そして人間はその上に「社会」という虚構を作り、
条理を強いています。そしてその条理に反しているものを
「不条理」と言います。しかしその不条理は条理を元にした
不条理であって、人間が理解も認識もできないような
「不条理」ではありません。

人間が理解も認識もできない「不条理」というものがあるのか。
私はあるという立場です。そしてそれは言語化できるものか。
できないものが多いが言語化していくしかない。そもそも
言語というのものは表現のためのツールでありながら、人間の思考に
良く言って枠組み、悪く言えば足かせとなるものですから、
そういったツールに縛られている以上、最初から負け戦であることは
明白です。

言語という自己規制に加えて、下ネタ禁止という自己規制も
加わります。語り得ぬ対象が狭くなるのは残念ではありますが、
語るべき対象は非常に広大です。

今後も世界に向けて「不条理」について問うて行きたい。
今はそんな気持ちです。

ぼくのパソコンだ!

## 古いネットブックを使っていました

長らくIntel Atomのネットブックを使わざるを得ず、不便でした。
やはり5年以上前のパソコン、しかもネットブックですから、
動くだけでもありがたいものです。

しかしやはり私はパソコンの画面から世界を眺める者です。
またプログラマとして勉強をしたい者です。ネットブックでは
開発などままならず、鬱々として過していました。

## やっとパソコンを買いました

そのネットブック上で家計簿ソフトを付けて、なんとかパソコンを
買えそうでしたので、購入に踏み切りました。

ディスプレイは持っていたので、本体だけ7万円で購入しました。
その金で借金を返したり、税金を払えって話ですけどね。
まあそういうものは計画を家計簿で立てて、粛々と払っていきます。

そのためにもパソコンが必要なのです。

## 機種の選定

自作はお金がかかるので、ドスパラで買いました。昔Core i7 2600K
でパソコンを組み立てましたが、CPUパワーがかなり余るんですよね。

お金の制約もあるので、今回はCore i5、型番でいうとCore i5 4590に
しました。

Core i5がどのくらいの速さなのか調べるために、ドスパラのなんば店
で触ってきました。Windowsではかなり軽い! ということでこれなら
大丈夫だと思い、通販で購入しました。2日で届きました。早いね。

メモリは8GB、ハードディスクは1TBでSATA3接続。十分です。

## さてGNU/Linuxをインストールしよう

届いたら当然、ハードディスクに入っているWindowsはリカバリ
領域もろとも消しさられてしまいました。リカバリDVD-ROMがあるので、
当面は困らないです。

そしてFuntoo Linuxのインストール。もう何度目かの実践なので、
間違いもずっと簡単に間違いつつ、インストールが進みました。

そもそも最初のバイナリのインストーラにHaswell用(Core i5 4590など)
のものが用意されていました。ですからギュンギュン動きましたよ。

64ビット用のソフトウェアも、そのCPU用にコンパイルし直すと
2割くらい速くなる感じがします。(個人の感想です)

それが最初から用意されている訳ですから遅い訳がありません。
とにかく何もかもが速く進みます。Firefoxを20分くらいでコンパイル
できるんですよ。Atomでは3時間以上かかっていたような気がします。
LibreOfficeもAtomでは36時間くらいかかっていましたが、Core i5
4590では1時間くらいです。

## 当たりのCPUかも

ということで、楽々常用環境が整ってしまって、冒険のしどころが
ありません。

ここで思うのはこのCore i5 4590は当たりのCPUかもしれません。
もっというと今回のHaswellシリーズは出来がよいのではないでしょうか。

当たりって何だよ、という話ですが、これは想定よりも速いという
ことでいいと思います。あるいは酷使しても使える動作をするとも
考えられます。

私が使った当たりのCPUとしてはE8400があります。これは当初は
速かったのですが、最近でもそれなりに動作しました。ソフトウェアの
進歩に耐えられる感じですね。

外れのCPUとしてはQ6600、これは電気をやたら食いました。
あとは2600K、これは思ったほど速くない。がっくりですよ。

今回のCore i5 4590についてもこれで電気代があまり掛からなければ
合格ですね。まあ今は昼間家にいなくて、起動しないわけですから、
電気代についてはそれほど心配しなくてもいいような気がします。

## 家に帰りたい

という訳で最近は仕事が終わると家に帰りたいのです。外食している
より、スーパーで2割引のお弁当と半額のサラダと果物を買って、
帰宅したいのです。待望の「ぼくのパソコン」がある訳ですから。

これは新婚の料理上手の奥さんがいるのと心境が
似ているのかもしれません。

タイトルはカート・ヴォネガット・ジュニアの『母なる夜』の中からです。
14年間行方知れずになっていた妻と再会したときに、主人公の
ハワード・キャンベル・ジュニアが
「ぼくのワイフだ!」と叫んだところから来ています。

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