## 隼なのに

私の住んでいる集合住宅は1980年築という年代物です。
部屋は畳敷です。天袋もあります。まあその辺のことは
おいおい書くつもりです。

で、部屋を決めた理由の一つに

* エアコンが新しい (といっても2011年製)
* フレッツ光ネクスト隼対応

があります。一つと言って二つありますね。

隼というのは1Gbpsの光回線です。しかも部屋まで光ファイバーを
引いてくれるのです。

でもしばらくはこれも年代物のIntel Atomネットブックを
使っていたので、それほど恩恵を感じませんでした。
これはしょうがないと思っていました。

ところが先日「ぼくのパソコン」を買って、ギガビットイーサの
ポートになったのですが、あまり速くありません。

深夜にYouTubeを見ると止まったりするのです。ダイアルアップ
回線のようです。昼間は速かったりするので、どこかの部屋の住人が
P2Pでもやっているのだろうか、とか、LANケーブルが悪いのだろうか、
などと考えていました。

でもこの建物はガラガラです。同じ階には6部屋あるのに2部屋しか
住んでいません。全体的に居住しているのは老人が多い。
ということは建物内の住人の問題ではなかろうと推測しました。

またLANケーブルもカテゴリー5e以上であればいいらしいので、
これも大丈夫そうです。

## 犯人はプロバイダ

で、遅い原因は何だろうとじっと考えてみて思い当たったのは
プロバイダでした。

私はキャッシュバックと勧誘員のしつこさに耐えかねてフレッツを
契約したものですから、その契約時のプロバイダをそのまま
使っていたのです。私は意外にも動画をダウンロードしたり、
オンラインゲームをしたりしないので、
それほど気にもならなかったのです。しかし今はたまに見るYouTubeが
止まる訳ですから、これはいくらなんでもおかしいです。

ということでプロバイダ変更をしようとして、いろいろ探してみました。
なんかIPv6に対応しているプロバイダもあるらしいので、その一つの
So-netに申し込んでみました。が、Webページでなぜか隼のIDが
入れられない仕様(フレッツ光プレミアムには対応)でした。

So-netコールセンターに電話して申し込みをしたのですが、
結局入会できませんでした。こんてんつ会員だったので、
接続会員に変更してもらおうとしたのですが、クレジットカードが
必要ということでした。私はVisaデビットしか持っていないので、
これだと駄目ということで断わられてしまいました。

新規入会だと口座振替で入会できると言われたのですが、
そもそも隼対応しているのかどうか、フレッツ光は引いてあり、
プロバイダを変えたいだけなのに新規入会だと回線を引き直さないと
いけないんじゃないかとか懸念したので、しっかり調べることにしました。

## PPPoEとIPoE

調べてみるとIPv6には「PPPoE」と「IPoE」という2つの接続形態が
あることを知りました。そしてIPoEのほうがネイティブ方式とか
言うらしく、フレッツ光ネクストでひかり電話を使っていれば
別に機器を用意
する必要もなく、素性がよいらしいことも知りました。

私はその条件に当てはまります。
そこでIPv6 IPoEに対応しているプロバイダとして
「[IIJmio](https://www.iijmio.jp/)」を見つけました。

## そしてIIJmioにしてみました

IIJmioはIIJの個人向けサービスなので、まあ大丈夫だろうと思い、
深夜Webから申し込んでみました。クレジットカード決済のみですが、
ジャパンネット銀行のVisaデビットカードなら申し込めました。

そして驚くことに、申し込んでから15分くらいで開通してしまいました。
深夜なのに。フレッツ側にもIPv6を使いますという登録をしないと
いけなくて、これには1時間くらいかかりますと書いてあります。
IIJmioはこれも代行してくれて込みで15分くらい。びっくりしました。

そして実際にルータの設定を変更して接続してみました。IPv6は
設定らしい設定はいりません。IPv4のほうは接続IDとパスワードが
必要でした。

つまりIPv6はIPoE、IPv4はPPPoEで接続するのですね。
現存する膨大なIPv4サイトにはIPv4、新しいIPv6サイトには
IPv6でアクセスしているのでしょう。IPv6でIPv4サイトには
アクセスできませんから。いろいろ見てもはっきり書いて
ありませんが、たぶんそういうことだと思います。

結果は「速い!」。久々にテンションが上がりました。いや、
つい先日「ぼくのパソコンだ!」とかってテンション上がって
ましたけどね。

どのサイトを見ても速い。また
YouTubeの1時間の動画がビューッとダウンロードされるのです。
胸の空くような感じです。

スピードテストでもIPv4向けでは54Mbpsと平凡な値ですが、
IPv6向けでは650Mbpsと驚きの値です。

毎月の料金も
[Toppa!](http://toppa.excite.co.jp/)(書いちゃった!)では
1,800円くらい、[IIJmio](https://www.iijmio.jp/)でも2,160円(税込)
と大差ありません。IIJmioではメールボックスをくれたり
しませんが、そういうのはレンタルサーバでやっている
私には不要なので、ちょうどいいです。

とにかくあっという間にIPv6にも対応して、「ネットが速くなった」
し、料金も大差ないので、大満足です。

## 思えば20年

IPv6は20年くらい前から話はありました。やっと庶民の手の届くものに
なりました。「時代はゆっくりと動いている」のですね。