## ミッキーマウスは世界でただ一匹

どこかで読んだ話ですが、ミッキーマウスは世界中の
ディズニーランドにいるのではなく、たとえば東京
ディズニーランドにいれば、香港のディズニーランドにはいない
そうです。

というか、ミッキーマウスを出現させる時間が決まっていて、
それに合わせて各ディズニーランドにミッキーマウスを登場
させるわけですね。ミッキーマウスは世界でただ1匹という
唯一性が担保されるわけです。

これを可能にするには、ミッキーマウスが瞬間移動できれば
いいのですが、それは難しい。

となるとミッキーマウスの複製を作っておいて、
移動手段より速い通信手段を使うことで、可能にするわけです。
「こっちのミッキーマウスは隠れたから、そっちのミッキーマウスは
出てもいいよ」というわけです。

# 電車の安全運行

話は変わりますが、電車が安全に運行できるのも、
電車より速い通信手段があるからです。

電車よりも速く通信することで、踏切を開け閉めしたり、
追突したりしないようにできます。

電車と同じ速度で通信することしかできなかったら、
安全な運行を実現することはできません。
走らせてみないとわからないんじゃ困ります。

# 秩序の形成のために

強引な論理展開ではありますが、二つの話に共通するのは
実際に物事が起こるよりも速い通信手段があるからできる
話です。

エドワード・フレドキンは宇宙は巨大なコンピュータと
考えていて、ライフゲームのように事象が展開していくと
主張していました。ライフゲームがぴんとこない人は
漸化式のようなものだと思うとよいと思います。一般解のない
漸化式は順番に計算していくことでしか、値を求めることが
できません。

「神様だって未来のことはわからないんだ。1ビット1ビット
やってみるしかない」

確かに現実世界ではこの見解は正しいと私は思います。

でも現実世界に秩序や構造をもたらすには「それよりも速い通信手段」が
必要ではないかと考えます。

現実世界では光が一番速いわけですが、光が進むよりも
速い通信手段があるから、光はまっすぐ進むことができます。

この速い通信手段は現実世界には存在しません。
現実世界を支えるメタ世界というものを考えて、そこでは
情報が瞬時に伝わり、存在の複製も可能とします。

これはミッキーマウスが世界中で唯一であることと同じです。

## 残念ながら

残念ながら人間はそのメタ世界を考えることはできても
調べたり触れたりする手段が今のところありません。

ここに書いたことが丸っきり間違いであるとも思います。
でも現実世界で解決ができないことがメタ世界を仮定すると
解決できるということはありえるのかもしれまん。

メタ世界をのぞきこむ手段を人間はそのうち見つけるのでは
ないでしょうか。